部屋の中に入った後、鈴木はテキパキと今回の物件の広さや水回りなどを紹介。鈴木は今まで番組にて66軒もの物件を紹介しており、その手慣れた進行に山田は「勉強になります！」と感心する姿を見せた。そんな鈴木に負けじと、山田も部屋の広さを「けっこう人数寝れますよね」とレポート。すると鈴木は「合宿かい！　合宿してたら家具とか雑貨とか置けないじゃん。カワイイ家具とか雑貨置きたいじゃん」と、おそらく“台本通り”なパスを送る。

　すると山田は、あまりの不自然さに苦笑しながら「でもボク、かわいい雑貨屋知ってるんです。いい雑貨屋を」と話を切り出す。そして、「ボクが出演する映画『ナミヤ雑貨店の奇跡』っていう映画が9月23日から……」と、自身が主演を務める映画『ナミヤ雑貨店の奇跡』の宣伝を強引に敢行。この強引さには、スタジオでVTRを見ていた先輩・TOKIO山口達也も「やっぱり、ぶっこんできたよ」とツッコミを入れていた。

　その後も2人は、絶妙なやり取りを繰り広げる。浴場で鼻歌を歌いながらシャワーシーンを演じる鈴木のボケを「いいですね～陽気で」と山田がクールに流したかと思えば、今度は逆に山田がトイレの便座に座り、「見てんじゃねえよ！」と凄む鈴木の“鉄板ネタ”を踏襲。そのボケをやって見せた後、山田は「（この一連のボケを）いつも1人でやってるんですもんね……」と鈴木の大変さを思いやる言葉をかけており、ささやかな気遣いを見せていた。

　この2人のコンビネーションの良さはファンにも好評だったようで、ネット上では「山田涼介×鈴木砂羽は最強でした……！」「砂羽さんに巻き込まれるかと思いきや、山ちゃんもがんばってたね～何気にいいコンビなのでは？」「『ボンビーガール』見た！　山田くんが砂羽さんの“舎弟”みたいで面白かった（笑）また出てほしいな！」と、再共演を望む声まであった。

　バラエティでも演技面でも大先輩である鈴木の姿勢に、学ぶ所が多かった様子の山田。またどこかで共演してほしいものだ。