決勝進出には目安は1分を切る必要があるため、実際に祭りのコースで本番さながらの通し練習する松本と宮川。まずは宮川が挑戦すると54秒65と好タイムを出し、見事お祭り男”の意地を見せつけた。これに奮起した松本は、明日の本番に向けて自信を持つため、無我夢中で本気の走りを見せそのタイムは55秒ジャスト。あれだけ練習では苦戦していたのにもかかわらず、さすがの身体能力の高さとポテンシャルを発揮していた。
そして、いよいよ祭り当日を迎えた。地元の強豪選手たちの中でまずは予選で宮川が快走をを見せ堂々の1位で予選通過し、松本も53秒72の4位でしっかりと予選通過を決め、「人生で一番うれしい!」と思わず口にしていた。そんな松本は、決勝で予選よりも思い切りのいい走りを見せ、タイムはなんと43秒72!土壇場ですごい記録をたたき出し、松本も「出た! 出たよ!」と興奮気味に話し、これには宮川も驚愕した。しかし、そのすぐ後に走った地元の絶対王者チュート・マナオワン氏が水辺を跳ねるように走り抜け、松本をわずかに上回る43秒44を記録。また、最終走者となった宮川は好タイムを出すも惜しくも3位という結果に。結局、松本が2位、宮川が3位で終わり、ともに入賞を果たしたものの悔しさが残したまま表彰台へと上がった。
この激闘に大反響を呼び、「順位は惜しかったけど、感動した!」「男同士の戦いが熱かった!」「こんな真剣に『イッテQ』見たのはじめて!」と真剣勝負にくぎ付けとなった様子。今回は惜しい結果となってしまったが、悔しさをバネにいつか再挑戦し見事1位を取ってほしいものだ。
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