2番目に登場したご長寿は、週1で“筋トレ”をしているという100歳の女性。500グラムのおもりをつけて足のトレーニングを行ったり、ボールを足で挟む内もものトレーニングを行ったりと、簡単そうに見えて内容はなかなかハード。伊野尾は女性に「キツくない？　大変じゃない？」と優しく声をかけるなどの気遣いを見せ、さらに一生懸命頑張る女性を応援するため、隣でJUMPの「Ultra Music Power」（2007年）を歌うというサービスをする。しかし、女性は完全にスルー。伊野尾は苦笑しながら「Hey!Say!JUMPの歌は、100歳の方にはもしかしたら（心に）刺さってなかったかもしれないですね」と残念がっており、ここでは“アイドル力”を発揮できなかったようだ。

　最後に訪ねたのは、11月に101歳を迎える会社の会長。なんと40もの特許を持っているという“スーパーご長寿”で、それを聞いた伊野尾は冗談で「ボクにも1個特許くださらないですか？」とかわいくおねだり。すると会長は「いいですよ」とまさかの快諾。これには逆に伊野尾がビビってしまい、「ダメですよ！」と言いながら爆笑していた。その後、伊野尾と男性は一緒に焼肉を食べに行き、その豪華な食べっぷりに感心。実は先に紹介した女性2人も肉が大好物だということで、伊野尾は「食べるのって元気の秘訣だよね」と、「長生きの秘訣」を導き出していた。

　「イノ調」では子どもや動物と伊野尾がふれあう様子が度々放送され、ファンからも好評を得ている。今回はご長寿とのふれあいだったが、「伊野尾ちゃんの魅力は100歳にも伝わるんだね！」「伊野尾ちゃんの老若男女に優しいところ、本当好き！」「おじいちゃん・おばあちゃんに優しく話しかけてる伊野尾くんがステキだったな～優しさがあふれてた！」と、ネット上ではファンが大盛り上がりしていた。

　親しみを込めながらも、“人生の先輩”を敬うコミュニケーションスキルの高さを見せ、取材相手の懐へ見事に入り込んでいた伊野尾。ジャニーズの中でも指折りの「コミュニケーション上手」と言えるのではないだろうか。