シゲちゃんにとって、ヨシノリ先生の役は大きかったのね～

　NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキがレギュラー出演しているバラエティ番組『NEWSな2人』（TBS系）が、10月13日深夜に放送された。バラエティでありながら“社会派”な内容が多い同番組だが、今回は車いす利用者たちの日常の不便さについて、小山と加藤が関心を寄せる場面があった。

　13日深夜放送のテーマは、「車いすユーザーへ優しくない日本反対！」というもの。番組では、車いすユーザーの女性の生活に密着し、利用者でなくてはわからない苦労を掘り下げた。その密着VTRでは、車いす利用者にとって段差や坂道はもとより、視覚障がい者のための“点字ブロック”にハンドルが取られることもあるため、実は車いす利用者にとって危険なポイントであることが紹介された。その女性は点字ブロックについて「視覚障がい者のためですけど、身体障がい者からすると“鬼のよう”」と表現。誰かのためになるものも、一方では誰かが危険にさらされるという、両立の難しさを浮き彫りにした。

　VTRを見終わった小山は、「ちょっとビックリしたのが、視覚障がい者のための点字ブロックが身体障がい者の方にとっては、ちょっと危なくなるっていう……」と発言。車いすユーザーにとって点字ブロックが危険なことは確かだが、それを聞いた加藤は「難しいよね。ボク視覚障がい者の役をやったから、点字ブロックが本っ当に頼りなんですよ」と、視覚障がい者側に立った意見を述べていた。