風間俊介出演『陸王』第3話、銀行員が言ってはいけない“禁断の秘策”を伝授する展開に!

2017.11.7

 とはいえ坂本は、こはぜ屋が陸王開発事業への融資を受けられず、開発資金のやりくりに苦心していることは十分すぎるほど知っている。そこで、「本来銀行員である私がこんな提案をしてはいけないのかもしれませんが、ここからは私の独り言です」と前置きして何ごとかを宮沢に伝えた。

 この後、銀行の窓口で宮沢が融資担当の大橋(馬場徹)と対峙するシーンで、坂本の授けた秘策が明らかになった。坂本は、“いよいよ”の場合は埼玉中央銀行に預けている宮沢個人名義の定期預金を解約するように勧めていたのだった。以前は担保の意味合いもあって解約できないという暗黙の了解があったが、坂本は「今は違う」と説明。ただ、本来は宮沢や宮沢の家族の生活を支える大切なお金なのだから、解約する場合はそのリスクを負う覚悟が必要だとも告げていた。銀行員でありながらも、銀行の利益に背くようなアドバイスを授ける熱い心を持つ反面、「一時の思いや勢いだけで行動することがないように」と釘を刺す坂本は、バランス感覚に秀でた理想的なビジネスマンと言えるだろう。常に宮沢の目をまっすぐに見据えて理路整然と話す姿勢も、企業人として理想的に描かれている。

 ネット上にも、「風間くん演じる坂本さんが人柄良すぎるのに目が行く。出番減ったのに確かな存在感!」「坂本さんは銀行をやめて経営コンサルタントになればいいのに」「『こはぜ屋さんに1億円融資します!』って終盤にかっこよく帰ってきてほしい」など、好感と今後の活躍への期待が入り混じった視聴者の声が目立った。今後、陸王開発の物語と並行して、坂本が支店長らにリベンジを果たす日が来るのかにも注目が集まる。

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