ジャニオタ30年選手が考える、「解散の物語」を今年上演しなければならなかった“ホンネ”

2017.11.12

　まず『ジャニーズ伝説』で描かれた“ジャニーズ”の話を少ししましょう。『ジャニーズ伝説』という演目自体は2014年・15年にも上演され、今年で3回目。3年の時を経て上演されました。今年は、“ジャニーズ”の結成からアメリカ留学、そして帰国から解散までが描かれ、その後ジャニーズの先輩方の名曲がメドレー形式でA.B.C-Zによって歌われ、最後にA.B.C-Zの持ち歌を歌って終了、という形でした。

　実際の“ジャニーズ”の歴史を簡単に追ってみると、62年結成し64年にレコードデビュー。そして65年には『NHK紅白歌合戦』に初出場し、66年に本格的なダンスレッスンのためにアメリカ留学をしたあと、67年1月に帰国。同年に解散しました。この解散に至るまでの流れは『ジャニーズ伝説』にて、「再度のアメリカ留学を望んでいたが叶わなかった“ジャニーズ”」「そこからさらに飛び立つための解散」として描かれていました。

　現実はどうだったのかというと、アメリカから帰国した67年は、“ジャニーズ”にとって相当激動の年だったみたいなんですね。というのも、ジャニーおじいちゃん……じゃない、ジャニー喜多川社長の金銭トラブルに関わる裁判で、“ジャニーズ”の4人が証人として証言したりしてるんです。舞台では描かれませんでしたが、実際の解散には、この裁判が関係あったのかなあ～と、さすがに当時は生まれていない私は思うのでした。

　で、なにを話したいかと言うと、この“解散”の話をしたいんですね。ちょうど『ABC座ジャニーズ伝説2017』上演直前の9月には、A.B.C-Zの先輩でもあった稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが「新しい地図」として活動をはじめたところでした。ジャニオタならなおのこと、ジャニオタじゃなくてもSMAPの解散やら独立の話をきっと耳にしていると思います。SMAPのファンじゃなくたって、メンバーが抜けたり活動休止したり……という経験をしていないジャニオタは、実はあまりいないんじゃないかなあ、と。ここ最近で言うなら、タッキー＆翼やKAT-TUNもそうですね。メンバーが抜けるということで言えば、ジャニーズJr.の担当なんて日常茶飯事かもしれません。

名無しだＪより 2017年11月12日 8:29 AM
お姉さまが新しくペンを取られて、これから面白いお話を沢山聞かせて下さるのかと思うととても楽しみです。
ところで、ジャニーズの解散が実際とは異なって描かれたように、SMAPの解散を美談にして舞台で描き、伝えたいことを表現する権利がジャニーさんにはあるとおもいます。
でも、ドキュメントライターさんはそれでは済まない場合も…。
SMAP担は解散について怒ってる人は多くはありませんよ。怒ってるのはジャニーズの仕組みを知らないTV系オンリー担で彼らはスマロスの充てにジャニーズを激しく誹謗中傷しています。事務所系スマ担の多くはその事に心を痛めています。ジャニーさんが伝え続けてきた生き方と余りにも違う行動をとりながら、一方ではジャニーズだったことを利用するような一部の演出の狡さも怒っています。でも穏やかに見守っている人達も沢山いますね。何も言わない人は多い。大事なジャニーズが印象操作されたら反論を書いて世間に意見を晒しておくのは、文句を言うこととはまた別の事と思います。
ジャニーズの解散は知る人も少なくなった過去の事ですが、SMAPの解散は未だ現在進行形。美談では済まない葛藤がまだ渦巻いてます。気持ちを分かって欲しいとは言いませんが、とにかく痛い傷に触れないで欲しい、それでも触れるなら癒してほしいそれはホンネです。
でも愛情で包んでくださろうとする意図は伝わります。感謝します。オープニングの記事としてもとても素敵な文章ありがとうございます。こらからが楽しみです。オタはキャーキャー煩いかもしれませんが気にせず一杯楽しませてくださいね。
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名無しだＪより 2017年11月12日 5:29 PM
>SMAPのファンじゃなくたって、メンバーが抜けたり活動休止したり……という経験をしていないジャニオタは、実はあまりいないんじゃないかなあ、と。
TOKIO、V6、KinKi Kids、嵐…メンバーが抜けることなく、この中では若手の嵐でさえ15年以上も活動しています。
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