今回のジャケットが特別なのは、斎藤工が参加したことだけにとどまらない。「僕的にもっといい話が。ここの写真館のおばあちゃんがね、毎晩キンキの曲聞いて寝てるんですって。だから、そのファンの方の写真館で、初めてですよね、ジャケットを撮ったの」と、心温まる裏話を披露。キンキにとって20周年突入を記念する作品ということもあり、剛は「こんないい話ないやんと思って。こんな偶然というか、こんなに導かれた縁……そんな形になるものなんて、計算してできるもんじゃないということで、なんとか打診しましょうよと、スタッフさんにも協力してもらって」「このドラマをどうしてもつなげてたくて。感謝でしょ、やっぱ」と、制作過程にファンとの交流があったことを喜んでいた。

　「たまたまみんなが結ばれてね、そういう風なジャケットになりました」と、偶然が重なって生まれた本作を、放送の最後までアピールし続けた剛。ファンにとっても、彼らとの歩みを噛みしめることができる作品になっているのではないだろうか。