TOKIO長瀬智也主演『ごめん、愛してる』、初回視聴率9.8%の滑り出し! 約20年ぶりのラブストーリーは、2つの“三角関係”

2017.7.11

 日は移り、麗子の家ではサトルの誕生日パーティーが行われていた。来客を出迎えた凜華が玄関の外に目をやると、パーカーのフードを被った律が雨に打たれながら、じっとこちらを見ているのだった……。

 本作は、『池袋ウエストゲートパーク』や『タイガー&ドラゴン』(ともにTBS系)など、コメディーチックな役柄やおバカキャラを演じることが多かった長瀬が、約20年ぶりに挑む本格的なラブストーリー。なぜ今になってラブストーリーに取り組むのかについて、長瀬は「僕も40手前になって、20代、30代前半のころとは愛に対する感じ方も変わってきてて。(略)道行く親子の姿を見ただけでそこにある大きな愛を感じたり。そんな今の自分が律を演じたら一体どんな形になるのか、面白そうだなと思って受けさせていただきました」(「ザテレビジョンZoom!!」vol.29 KADOKAWA)と、自身が年齢を重ねたことによる心境の変化が大きいと明かした。

 ヒロインを務める吉岡里帆とは初共演だが、「ちゃんとお芝居と向き合って戦っている肝の据わった人。根性がある感じがすごくします」(同)と高評価。

 吉岡といえば、今年冬期に放送されたドラマ『カルテット』(TBS系)の怪演が注目されたが、本作では幼なじみへの思いを寄せながらもそれを抑えて彼の活躍を影で支える、けなげで純粋な女性を演じる。律との初対面の際は、「わたし、おっちゃんタイプじゃないし」と言っていた凜華がどのように律に惹かれていくのか、そしておよそ「愛」を知らずに生きてきた律が凜華の思いをどう受け止めるのかは、今後の大きな見どころになりそうだ。

 第1話の冒頭では、韓国を訪れた凜華が律の隠れ家に花を手向け、涙を流しながら寝床に横たわる姿が映し出された。長瀬も「ザテレビジョンZoom!!」のインタビューで「僕からするともうちょい救いがあってほしい部分もある」「最後は多分、泣いちゃうだろうな」(同)など、つらい描写があることを匂わせている。

 ドラマファンにはオリジナルドラマが悲しい結末に終わることが知られているが、今回もやはりそれを反映するのだろうか。いずれにしても、久しぶりに恋愛ドラマに挑む長瀬が「死を目前に愛を求めて苦悩する孤独な男」をどのように表現するのか、ファンならずとも大いに注目したいドラマになりそうだ。

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