セクシーの貴公子・中島健人の師匠は二宮和也!? 二宮が伝授した「ハートマークの極意」とは

2017.7.23

 「何回やってもできないのよ」と、二宮の前置きがあった後で披露されたのは、中島の隣でハートの片割れを作る二宮と、ターン&投げキッスを華麗にキメる中島の姿。さらに、ポーズをキメた後もかっこつけ続ける中島に対し、プラスワンゲストのロックバンドjealkb・haderuが「連携取れてないでしょ!」と指摘。その後、再挑戦とばかりにhaderuと一緒にハートマークをつくる中島だったが、やはり投げキッスポーズになってしまう中島に、スタジオは黄色い歓声と笑いが巻き起こっていたのだった。

 一見するとぶっ飛んだアドバイスのようにも聞こえるが、実は二宮なりに後輩を目立たせるために真剣に考えた結果であることは明らか。というのも、中島は常にジャニーズでも“王子様キャラ”、それも恥ずかしくなるほどの“キャラの濃いSexyさ”を売りにしている。それを先輩の嵐と一緒のステージでも、「前面に押し出せ」という二宮の優しさが生み出したアドバイスだったと言えるだろう。

 そんな隠しておきたかった裏の一面を明かされてしまった二宮は、逆襲とばかりに中島のエピソードも披露。「オレが1回だけその公演(ワクワク学校)の間に、本当はこう(ハートをつくる手が上向き)なのにこう(ハートの手が下向き)しちゃったことがあったの」と、いつもと違う手の動きをしてしまったことがあったのだそう。すると、その後に楽屋へ中島が来て「二宮さん、(ハートの手の向きは)上ですか? 下ですか?」と、真剣な顔で尋ねてきたという、中島の生真面目な一面を暴露したのだった。

 中島においては、結局のところハートマークを作らないのだから上でも下でも良さそうなものだが、そこははっきりとさせておきたかったのだろう。どちらにせよ、“ポーズをキメる”という一瞬のひとコマであっても、真剣に考えている見えざる努力がわかる放送であった。
(吉本あや/ライター)

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