その後は最新アルバム『5 Performer-Z』に収録されている「ドキナツ 2017」をオンエアし、なぜか息切れしている河合に、橋本が「だいぶ疲れてんなあ」コメント。どうやら河合は、“踊っていたので息が切れた”という設定だったよう。これに五関も「河合ノってたなあ～」と、河合が全力でパフォーマンスしていたことをリスナーに想像させた。そしてなんと、コンサートMC中という設定のまま、「事前に質問を集めた」というていで、いつも通りリスナーから届いたメールも紹介。ラジオとライブが融合する混沌とした展開で、最後にはバラード「All My Everything」で、しっとりと“VRライブ”を終了した。

　エンディングトークでは、「無事に終わったな……」とホッと一息つく3人。五関にいたっては、「なんだろう、なんか達成感あるね」と、まるで本当にコンサートを終えたあとのようなコメントをしていた。ラジオ史上に残りそうな新しい試みに戸惑いながらも、五関と河合は「楽しかったね」「これ面白いよ」と気に入った様子。橋本も「ライブやる前とかね、（VRライブを）やりたいですね」と、次回開催に前向きなようだ。また、河合は「いろんなグループでこういうの聞いてみたい」と、ジャニーズ内の他グループにも広めていきたい意欲も見せた。

　放送翌日の30日には、“本物の”コンサートツアーをスタートさせたA.B.C-Z。果たして“VRライブ”での予行演習の成果が出ているのか、ぜひ会場で確認してほしい