TOKIO長瀬智也演じる律と凛華の“胸キュン”シーンは波乱の序章!? 『ごめん、愛してる』第6話
2017.8.22
運転手兼ボディーガードとしての役目を果たしただけかと思われたが、その直後に麗子の付き人である恒夫(中村梅雀)に「あの人が困るようなことはしたくねえ」と話していた。いつどの時点で律の気持ちが変化したのかは、あまりはっきりしないが、麗子への復讐を具体的に企んでいる様子は、これまで一度もなかったことから、これが律の本心なのだろう。律が報道陣を追い払ったあと恒夫によって納屋に閉じ込められても抵抗しなかったのも、麗子を困らせたくないためだとしたら納得できる。
“子供は死産だった”と話す麗子の会見を、たまたまテレビで見た律は、驚きのあまり呆然とした表情を浮かべた。怒るわけでもなく悲しむわけでもなく、ただただ驚いたという表現が物語にリアリティーを生んでいた。自分の気持ちを整理するためか、律はこの後凛華と海に出かけた。砂浜に棒きれで、「バカ」「ボケチン」「ヘンタイ」と書いて2人で無邪気に笑い合う場面は、ほんわかとした空気に満ちていて、「この幸せがずっと続けばいいのに」と思った視聴者もいたようだ。
海辺のバス停に並んで座り、「こうしてるとあったかくてなんか安心するの」と照れたような表情を浮かべる凛華と、しょうがないなあという表情を浮かべつつもうれしそうにしている律のツーショットも、視聴者の胸キュンを誘った。また、歩道橋で振り返り右手を高く上げた律の立ち姿の美しさも注目を集め、「長瀬くん手足長い」「なぜか、とてつもなく切なかった」「手の挙げ方と表情が最高」といった感想がファンから上がっていた。
さて、気になる今後の展開についてだが、サトルが事故に遭い、律の体調も悪化していることから、当初から多くの人が予想していた、「律が心臓を提供してサトルが助かる」という展開以外に考えられないとの声が多くなっている。第6話の時点であまりにも見え見えの展開のため、逆に予想を覆してくるのではないかとの深読みもあるが、果たして律は助かるのか。そして、麗子に我が子として認められる日は来るのか。今後の成り行きからも目が離せない。
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