「果てなき恋愛定義の終末」は、植村さんに電話を切られてガックリする哲郎に、大学院の友人・吉田から「今日、お前ん家行くから」とメッセージが入る。さらに、東山からも「迎えにきました」とのメッセージ。なんのことかサッパリわからない哲郎だったが、この日は群馬で調査の全体報告が行われ、教授や研究室のメンバーが集まる日であることをすっかり忘れていただけだった。群馬に来た植村さんはまったく怒っておらず、電話が途中で切れたのも操作ミスだという。しかも、植村さんと東山はとても仲が良かった。みんなが東京に帰り、広い部屋にひとりになった哲郎は、静かに“愛”について考えるのだった……。
最後に教授からメールが入り、哲郎が東京に戻れることが判明。1Kアパートに「ただいま」と戻ってきたシーンで、物語はしめくくられた。視聴者からは、「幸せをありがとう!」「終わり方も予想を上回るほっこりあったかでステキ」「1人芝居だったのにここまで魅せるとは。菊池くんの演技が上手!」と絶賛の声が上がった。また「早速哲郎ロスだわ!」「終わるの寂しい……」と別れを惜しむ声も多かった。
素朴さの中に“顔芸”を取り入れた菊池の好演もさることながら、細かい演出も光るドラマだった。植村さんおよび教授は終始メールでのやりとり、友人・吉田と東山はLINEのようなチャットでのやりとり。このあたり、好きな子にはあと一歩踏み出せず、頻繁に連絡を取り合えない哲郎のウブさが表れているのかと思ったが、携帯を買い替えたことで謎のメールを送ったり、操作ミスをしたりと、植村さんがかなりの“機械オンチ”のように描かれていた。哲郎に「カエルの置物」をプレゼントするあたりもかなり変わっており、どんな女の子なのかよくわからないが、哲郎とお似合いのようにも思える。植村さんの姿形はわからないものの、こういった細かい設定で視聴者に想像させる業は、非常に巧みだったと言えるだろう。
植村さんだけでなく、友人・吉田や前回初めて“女子”だと判明した東山も含め、顔も声もわからないからこそ視聴者の想像がふくらみ、かえってキャラクターが個性豊かに光ったドラマだった。エンディングで菊池は「共演者の人たちがいないからこそ、見れる景色があったというか、学ぶことがあったというか、楽しかったです。すごくいい思い出ができました」とコメントしていた。間違いなく、菊池の代表作と言える本作。「好感度が上がった」という声もあり、役者としてステップアップしただけでなくファン層も大きく広げたようだ。
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