原作ファンを含め、キャスティングには批判的な声が多かった同作だが、シーン構成など全体としては丁寧に作り込まれており、医療ドラマとしても手堅い印象。また長瀬自身も、これまで演じたことのないようなキャラクター設定や多用される専門用語といったハードルにも前向きに取り組んでいるようだ。「医者をやってる友達に、いろいろ話を聞いたりもしました。(中略)そこからいろいろインスパイアされるものもありました。やっぱり何かこう、いつも同じ感覚でしゃべってる人からそういう話を聞くと、専門的なこともすんなり体に入ってくるというか」(「TV LIFE Premium Vol.16」学研プラス)と、今回の役作りについて語っている。
初回視聴率はふるわなかったが、“熱血”“豪快”といった自身の固定化されたイメージを払拭して、よりリアルなキャラクター作りで魅せようとする長瀬の気概も感じられる本作品。『ムコ殿。』以来、13年ぶりのフジテレビの連ドラ出演となるが、これまでのキャリアを振り返りつつ、「自分より下のコたちに何か残せたらいいなと思いますね。僕なんか学歴もないし、もうこの道しかないしね」「(作品を通して)人間のいいとこや何かの意味を届けたい。僕にしか伝えられないこともあるのかなって思うから」(ともに「TVガイドPLUS VOL.21」東京ニュース通信社)というコメントにも、役者としての決意が感じられて頼もしい。第2話以降での巻き返しに期待したいところだ。
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名無しだJ より 2016年1月23日 1:28 AM
フラジャイル原作は知らないけど 面白いです。一人一人ちゃんとキャラが立ってるし 外科ものの医療ドラマが多い中 病理医という切り口は珍しいし 番組で 取り上げられている病名も新鮮です
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