2 岡田以蔵役『竜馬がゆく』
<ドラマ内容>
司馬遼太郎の長編小説『竜馬がゆく』は、過去に何度もドラマ化・映画化されている司馬の代表作品で、明治維新を築いた男=坂本竜馬が暗殺されるまでの33年という短い人生を描いた物語。土佐藩郷士の家に生まれ、19歳で剣術修行のため江戸へ。北辰一刀流の名手千葉道場の門をたたき入門。剣術の修行を重ねるなか、浦賀はペリー米国艦隊が……。幕末という動乱の時代を迎え、武力による世直しに限界を感じた竜馬は脱藩を決意。軍艦奉行・勝海舟との出会いにより、日本を変える1人となる。
<役どころ>
岡田以蔵は、土佐の郷士で土佐勤王党に加わった幕末四大人斬りの1人。“人斬り以蔵”と呼ばれ、幕末のドラマには欠かせない人物。目黒祐樹をはじめ、愛川翔・反町隆史ら錚々たるメンバーがこの役に挑んだ。
<コメント>
1997年1月1日にTBS大型時代劇スペシャルとして放送。主演・坂本竜馬役には1995年NHKで放送された『大地の子』で一躍知名度をあげた上川隆也、おりょう役には東宝の看板女優になった沢口靖子が起用され、前評判も上々だった。岡田以蔵役にはデビューして3年目を迎えていたTOKIOの長瀬智也が選ばれ、長身を生かした剛勇ぶりが好評だった。
<似合度チェック(役柄と本人を比べて)>
性格 ★★★★
似合度 ★★★
3 桜庭裕一郎役『ムコ殿』
<ドラマ内容>
完璧なルックスと甘~いラブソングで、若い女性たちを釘付けにしているシンガーソングライター=桜庭裕一郎(長瀬智也)。収入もあり女性たちからはモテモテ、“孤独をこよなく愛し自由に生きている”というイメージで世間は見ているが実は……。23歳という若さにもかかわらず、一般女性=さくらと結婚を前提に付き合っているのだ。さくらは今どき珍しく、裕一郎の顔も人気も全く知らず、ドジで生真面目、おしゃれっ気のない裕一郎に惹かれ付き合うことを承諾。しかし2人の前にはいろいろな試練が待ち受けていた。
<役どころ>
仕事では甘いルックスとクールな心をもつ2枚目、プライベートでは真面目だがドジでしゃれっ気のないただの青年。ギャップある2つの顔の狭間で、揺れ動く心を癒してくれるのが恋人のさくら。人気やルックスの全く関係ないところでつながっているさくらに一途な思いを寄せる。
<コメント>
“アイドルと一般女性との恋”、視聴者なら誰でも自分に置き換えドラマにのめり込んでしまう。そんな視聴者の気持ちをうまく取り込み、視聴率を上げることに成功したこのドラマ。当時人絶頂の長瀬は、現実と夢の世界を融合した桜庭裕一郎役とかぶり、この名前でのコンサートも開かれたほど。2003年には『ムコ殿2003』として再びTVに登場した。
<似合度チェック(役柄と本人を比べて)>
性格 ★★★
似合度 ★★★★
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名無しだJ より 2017年5月11日 6:19 PM
長瀬さんの、お生まれられた1978年デビューの渋谷哲平さんとドラマ共演してほしいです。渋谷さんが紅白初出場される時は長瀬さん御用達ブランド「アノーカ」のスカジャンを、勧めてあげて下さい。
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