「訴えられたくない」病院側と、「患者を救いたい」沖田の攻防が見どころとなった第2話。緊迫感のあるシーンが多かったのだが、物語の行方以上にファンの注目を集めていたのが、沖田の実家である。仕事を終えて実家へと帰った沖田は、父親とたわいもないやり取りをくり広げるのだが、その背後に「香取神社」と書かれた御札があることをファンが発見。また、沖田の部屋には、プロ野球球団・東京ヤクルトスワローズのフラッグとメガホンが発見され、さらに野球少年だったころの沖田の写真が飾られていた。

　SMAPファンは、このひとつひとつの小道具が「SMAPメンバーに関連している」と盛り上がっており、「香取神社」の御札は香取慎吾、東京ヤクルトスワローズのグッズは球団のファンとして知られている稲垣吾郎と草なぎ剛、そして“野球少年”といえば、幼いころから野球に打ち込み、今でも大ファンを公言している中居正広を連想したよう。「沖田先生の家にSMAPがいっぱい！　どんだけSMAP愛にあふれてる現場なんですか～！」「SMAP的なモノが散りばめられてたよね？　考えすぎかなとも思ったけど、スタッフさんの好意だったらうれしいな」「これから毎回“SMAP探し”できたらいいな～！」と、ストーリー以外の部分にも楽しみを見つけたようだ。

　TBS系のドラマでは、以前嵐・松本潤が主演していた『99.9 -刑事専門弁護士-』でも、嵐メンバーを連想させる“小ネタ”が満載だったことが記憶に新しい。今回『A LIFE』のスタッフが意図的に“SMAPネタ”を入れているのかはわからないが、ファンがついついSMAPメンバーを連想してしまうような小道具が置かれていたことは間違いない。物語の展開とはまた別に、これから毎週ファンを楽しませてくれそうだ。