ファンからのリクエストについては、「うちわに書かれてたメッセージ一言一言に答えていくのは、ウチの井ノ原（快彦）くんが専売特許だから」とコメント。「ボクはそういうスタンスでやってないからね。もちろん、たまに気が向いたらそのリクエストに答えることだって、極まれにあるかもしれないよ」と、基本はピース出し要望などに答えないことを明かした。さらに以前から何度か話しているが、三宅は楽曲の世界観を壊すようなことはしたくないため、バラード曲など手を振るという行為がそぐわないと思う曲では、そういう行為はしないという。だが、「今回は割と楽しい曲が多い」ため、自分のファンを優先しつつ、できる限り手を振っているのだとか。

　「別に時間が許されれば、まんべんなくもっと一人ひとりにごあいさつをしてボクは帰りたいんですけども……」と本音を漏らす三宅。フォーメーションなどの関係で「やっぱり決められた位置に行かないといけないとかありますから、私はスルーしてるわけじゃなくて（笑）」と手を振らないからといって、気付いていないワケじゃないことを説明し、「名古屋（公演）で、私と目が合った方々、私は確実にあなたを見てますよ」と呼びかけた。

　「ボクはトロッコで通り過ぎた後とか、ほかのメンバーが次から次へと来るじゃない？ それに対してどういうリアクションをしているのかを見てたりしてるからね」とコンサート中に見ているものを明かし、「手を振れなくたって、見てるよっていう。だからちゃんとこっちのことも見てよって感じです」と主張。続けて、「目が合っただけで崩れ落ちてくれる女の子とかいると、ちょっとうれしいよね。ドS心がワクワクしちゃう」と声をはずませ、「次から次へと軒並に倒していってやろうかって思っちゃうもんね」と無邪気に笑った。

　三宅は１０月まで続く『V6 LIVE TOUR 2017 The ONES』で、あと何人のファンをノックアウトするのだろうか。