TOKIO長瀬智也主演『ごめん、愛してる』第9話、主人公とヒロインのベッドシーンに「切ない」の大合唱!

2017.9.14

 そんな今回、長瀬ファンならずとも視聴者の注目と話題を最も集めたのは、律と凜華のベッドシーン。頭痛の発作にたまらず乗っていたバスを降り、小路のゴミ置き場に倒れ込んだ律。誰も助ける者などいないかと思われたが、懸命にバスを追ってきた凜華が見つけ、ホテルの一室に運んでベッドに腰かけさせた。律の命が短いことを父から聞いたと話す凜華に、「別に大したことじゃない。人はいつか死ぬんだからさ」と事もなげに言ってみせた。

 だが、心を許している凜華には心の内を正直に明かせるのか、「みじめな人生だよな、考えてみたら」と自嘲気味につぶやく律。と、その口を凜華の唇が優しくふさぎ、唇をそっと離した彼女は、人のために命を懸けることができる律を「心が愛であふれている人」と言う。凜華からは2度目のキスだが、少々唐突な感じのあった前回に比べて、今回は凜華が律に対して抱いている恋愛感情や尊敬の念、母性愛などさまざまな感情がより深くこもったように感じられた。

 場面は変わり、白Tシャツに着替えてベッドに横になっている律の横に、ホテルのパジャマに着替えた凜華が入ってくる。律は寝返りを打って凜華のほうを向き、左手で彼女の頭を優しく抱え込んで顔と顔を至近距離に近付けた。悲しみをこらえたようなウルウルとした瞳で律のキスを待つ凜華。だが、律がそれ以上顔を近付けることはなく、再び凜華に背を向ける。「バカ」とつぶやき、律の背中にしがみつく凜華。律もまた、これまでに見せたことがないような悲しみの表情を浮かべていた。

 ついに律と凜華が結ばれるかに見えたが、結果的には自分の死後にも生きていかなければならない凜華のためを思ってなにもしなかった律。ファンからは、「苦しくて切なくて、胸をぎゅっと締め付けられ続けた」「凜華に背中を向ける姿に彼女への愛を感じた」「律からキスして欲しかったな」「死ぬ前に、凜華と何かあって欲しかった」といった感想が上がっていた。中には、「残される凜華のことを思ってのことだろうけど、もし結ばれてしまったら凛華を好きになりすぎて、この世に未練が残ってしまうのを恐れたのもあるのかな」と律の心中を推し量るコメントもあった。

 次週はいよいよ最終回。律の運命がどうなるのかはもちろんのこと、麗子は律を自分の息子だと気付くのか、凜華の父が「あいつ(律)だけは付き合ってはいけない」と彼女に何度も言う理由はなんなのかなど、気になるポイントは少なくない。律の死は避けられないとしても、残った人たちが幸せに暮らせる結末を期待したい。

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