そしてなんと、翌日23日にもハエはステージ上に登場。しかも今度はコンサートの終盤で歌われる楽曲「Time」の途中で剛の手にとまったそう。ファンのレポートによると、剛はそのハエを「ずっと見つめながら歌っていた」そう。「LOVE FIGHTER」で「まさか今日もあいつ　きたりせぇへんやろな」とハエの登場に怯えつつも「今日会えなかったら　会えなかったで寂しさすら　感じてしまうんやろうな」とつづっていた剛に、ハエの方からわざわざ会いに来てくれたようだ。しかも23日には、光一が「モスラみたいヤツ」と例えるほど大きな蛾まで発見されていたらしく、「なんや、新入りか？」とツッコんだ剛まで含めて会場は盛り上がっていたようだ。

　その後、このレポートを読んだKinKiファンたちが皆一様に「ハエになりたい」と願う事態が発生。Twitter上には「人生で初めてハエになりたいと思った」「ここ2日間で何度ハエになりたいと思ったことか」「こんなにハエをうらやましいという気持ちで見たことない」というKinKiファンの切実な思いが続々と投稿されていったのだが、他のグループのファンからしてみれば、非常に心配になる感想だろう。

　なぜこんなにもKinKi Kidsがハエに好かれてしまったのかは不明だが、ハエのおかげで忘れられない公演になったことは間違いないだろう。残りの公演ではどんなおもしろハプニングが起こるか、楽しみにしたい。