そして、そこで「修二と彰」以降疎遠になっていた亀梨と改めて連絡先を交換。後日2人で食事に行った際に「また2人でなにかやりたいね」と語っていたことが「亀と山P」として形になったということを明かしていた。

　さらに、食事のあとに飲みに行ったバーに偶然いたのがTOKIO長瀬智也。「『なんで今日2人で集まってるの？』って聞いたら『いや、実はこれからまた2人で違う形でできたらいいなって』と、亀と山Pがめちゃくちゃ熱く語り合ってた」と、長瀬は2人の熱い語りを直接聞いていたのだそう。そのため「亀と山P」の結成が発表された時は、バーにいた2人のことを振り返り、「自分たちでそういうものを生み出しているんだなと認識して、すごいなと思った」と後輩2人の熱い思いと行動力に心底感心したようだった。

　世間的にはクールなイメージを持たれている山下だが、海外のスケジュールを変更し帰国してまでライブに出演したり、ジャニーズJr.時代には骨折をしているにもかかわらずレッスン場に行ったエピソードを明かしたりと、実は熱い男のようだ。

　山下は自ら前に出てしゃべるタイプではないため、今回のように多くのエピソードを語ってくれたのは貴重な回だといえるだろう。現在は7月17日から始まる『コード・ブルー－ドクターヘリ緊急救命－THE THIRD SEASON』（フジテレビ系）の撮影が仕事の中心だろうが、音楽活動の方でも山下からうれしい報告が聞けることを期待したい。
（吉本あや／ライター）