【オタクの人生を狂わせた“亀梨和也”という男について】第1回 バンド・二次元オタクの私が、『Follow me』に行ってしまうまで

2017.10.30

 そうして少しずつ過去のCDやライブDVDをおさらいしたり、ドラマやバラエティなど個人の活動を見守ったりするうちに、亀梨くんのソロコンに行くことになったワケです。今回はあえて、すでに参加したファンの方のレポートを見ずに行きました。とにかく「すごいぞ」とだけ聞かされていたので、「ならばせっかくの初体験、あえてまっさらな状態で見てみたい」と思ったので。

 とはいえ、まず「コンサートになにを着ていこう?」というところから悩む程度にはジャニーズ初心者。「“一張羅”じゃないとダメかな……」などとビビりつつ、結局カットソーにロング丈のワイドパンツにブーツといった、普段と同じような服装で向かいました。実際会場に着くと、そこにいるファンの方はみんな自由な服装で、自分がいつも行ってるようなバンドのライブと大して変わりませんでした。一体何に怯えていたのか……。

 特に印象に残ったのは、グッズ列・入場列に列を成すファンの方々の統率力。バンドのライブだとちょっとゴチャつくと言いますか、スタッフが大声で「2列になって!」「前に詰めて!」と言って誘導することが多いのですが、亀梨くんのコンサートではそんなことはほとんどなく、自然と列が形成されたので驚きました。バンドのライブに比べてお客さんの人数は倍以上だし、年齢層も本当に幅広いのに……思わず「これがジャニオタの“統率力”……!」って声に出たレベルでした。スタッフの人数も多いので、物販の列もほとんど待たずにスムーズに進むし、一方でファンの方も、空いてる列を見つけて適切な場所へ進む判断力がすごいんですよ……! 快適さに驚きながら、必需品であろう「ペンライト」と「パンフレット」、そして“顔が良い”ゆえにうっかり「ジャンボうちわ」も購入して客席へ。顔面の良さは正義、ですよね。

 ステージを見た瞬間の率直な感想は、「ジャニーズ、とにかく金がものっすごいかかってる!!!」(笑)。今回のツアーはホールメインのためステージ自体は小さいにもかかわらず、「有効な空間すべてを使い切ってやろう!」という思いが伝わりました。上下・左右・空中、計算し尽くされた一切のムダのないステージが、目の前に広がっていました。

 肝心の亀梨くんについても語りたいところですが、今回はこのあたりで。続きも生温かい目で見守って頂けるとうれしいです!

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